
宅地として開発される見通しになっている日本庭園「攬勝亭(らんしょうてい)」(会津若松市柳原町)の大正初期ごろの姿を記録したとみられる写真が、会津若松市の個人宅から見つかった。関係者は「現存しない庭園内の建物が撮影されており、攬勝亭の往時の姿が分かる貴重な資料」としている。
攬勝亭は江戸時代に藩士の身分を持つ豪商だった長尾氏の邸宅内にあった庭園。後に江戸時代初期の代表的な作庭家・小堀遠州の流れをくむ目黒浄定によって修景されたと伝わるが、現在は手入れが行き届かない状態になっていた。仙台市の不動産会社が敷地を購入し、宅地に造成する計画が進んでいる。
写真を発見したのは、市文化財巡視員を務める長尾修さん(71)。攬勝亭の旧所有者の子孫から、市内の個人に贈られ、秘蔵されていたという。庭園の写真が掲載された絵はがきをさらに撮影したものとみられ、「旧藩公御遊園 攬勝亭」との説明が添えられていた。
郷土史を調査している研究会の会誌には、大正初期に撮影された園内の写真が絵はがきとして発行されたとの記述がある。
写真は3枚あり、このうち1枚には、現存していないかやぶきの建物が記録されていた。このほか、磐梯山を借景にした庭園の様子や、起伏に富んだ園内の形状が撮影されていた。
長尾さんは「このほかにも、写真が残されているのか、探していきたい」と話した。
市民有志「守る会」
攬勝亭の保存を目指し、会津若松市民など有志は11日に「攬勝亭を守る会」を設立している。
"庭園" - Google ニュース
April 16, 2020 at 07:13AM
https://ift.tt/2z4XYtM
画像発見!日本庭園「攬勝亭」大正初期の姿 現存しない建物も - 福島民友
"庭園" - Google ニュース
https://ift.tt/2reGlUV
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update
Bagikan Berita Ini
0 Response to "画像発見!日本庭園「攬勝亭」大正初期の姿 現存しない建物も - 福島民友"
Post a Comment