バンダイナムコエンターテインメント（以下バンナム）は、6月13日（土）18時から「バンダイナムコエンターテインメントフェスティバル特別生番組」の配信を発表した。 【画像】『ラブライブ！』のコロナ感染予防ポスター YouTubeまたはバンナムの公式エンタメコマースサイト「アソビストア」にて視聴できる。
特番には『アイドルマスター』『ラブライブ！サンシャイン!!』ら多数のキャストが参加
バンナムはこれまで、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため7月までの多くのイベントの中止を余儀なくされていた。 5月14日には6月30日までのイベント自粛を発表していたが、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の現状と第二波流行の可能性を考慮した結果、5月22日には7月いっぱいまでの延長を発表した。 今回の特番では、ライブが中止となってしまっていた『アイドルマスター』シリーズや、『ラブライブ！サンシャイン!!』、『アイカツ！』シリーズから多数のキャストが出演する。 特番内では西川貴教さんをはじめとしたライブ本編の映像を交えた昨年のバンナムフェスの振り返りや、ゲスト陣が「太鼓の達人」e-Sports大会に挑戦するゲーム対決が行われる予定だ。
苦境を耐え、可能性を模索する音楽イベント
バンナムフェスは配信という形で方向転換を決定したが、緊急事態宣言が解除されたとはいえ、まだまだイベントが行える段階ではない。 5月22日には、小池百合子東京都知事が新型コロナウイルス感染症（COVID-19）への対策としてのロードマップを公表。休業要請緩和の4段階ステップを発表している。 都の4つのステップでは、最後のステップとして1000人までのイベントの規制が緩和。1000人以上のイベント実施については、政府の方針に沿って判断するとしている。 バンダイナムコエンターテインメントのイベントの多くは、1000人以上が集まる規模だ。そのため、現在もまだまだ開催の見通しが立っていない。 もちろんこれはバンナムに限らない。音楽関係では日本三大音楽フェスとされる「フジロック」「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」「SUMMER SONIC」のうち、前2つが延期・中止を決定。 SUMMER SONICは今年はそもそもオリンピックの影響で開催されないことになっていたので（代替イベントとして「SUPERSONIC」が開催予定）、三大音楽フェスは全て見られなくなってしまった。 アニソン系イベントでも、「Re:animation 14 in Uenohara」や「アニサマ2020」が延期を発表している。 そんな中、3月には音楽プロデューサー・ミュージシャンのヒゲドライバーさんが自主配信イベント「ヒトリアニ」を開催。賛同者が集まって大きなイベントとなった。 4月には秋葉原のDJバーであるMOGRAのTwichチャンネルで全国の音楽拠点をライブストリーミングでつなぐ「Music Unity 2020」も開催。コラボ商品を販売し、売り上げの一部を医療・教育機関へ寄付するといった試みも行われた。
小林優介
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June 05, 2020 at 03:00PM
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