佐賀県庁の展望ホールをプロジェクションマッピングで彩る「星空の庭園」の内覧会が3日夜、開かれた。今回のテーマは花で、造花で飾られた窓ガラスには四季の美しい花々の風景が映し出され、佐賀市の夜景と相まって幻想的な雰囲気を醸し出した。4日に開幕し、来年2月28日まで。
夜の観光スポットをつくり出そうと、2016年に始まったアート県庁プロジェクトの第5弾で、県や佐賀新聞社などでつくる実行委員会が主催。昨年まで17万人が来場しており、式典で田中裕之県文化・スポーツ交流局長は「今年はコロナ禍の中でのチャレンジ。体調管理をして遊びに来てほしい」と呼び掛けた。
展望ホールの大窓には、桜が花開いたり、雪が舞ったりする映像が映し出された。佐賀市の40代女性は「美しい自然が身近に感じられて心に染みた」と話した。床に現れた島の映像を踏むと花が咲く仕掛けもあり、子どもたちが夢中になって遊んでいた。
上映時間は9月が午後8~同10時、10月から来年2月までは午後6時半~同10時。入場料は小学生以上、1人500円。レストランの特製ドリンク付きは千円。来場者には毎日、先着で県産の生花をプレゼントする。(宮里光)
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September 04, 2020 at 07:00AM
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