新型コロナウイルスをきっかけに東京から近隣の県への移住に関心が高まる中、神奈川県逗子市で、市外の人に地域を知ってもらって移住につなげようというイベントが開かれました。
市内の団体と逗子市が初めて開いたイベントには、市外から訪れた人を中心におよそ150人が参加しました。
参加者にはまず市内の観光名所にまつわるクイズが配られ、それぞれのグループごとにクイズを解きながら、どの名所を回るかを検討しました。
そして一斉にスタートした参加者たちは、海沿いの道や寺などを走ったり歩いたりしながら思い思いに巡り、街の魅力を確認していました。
イベント会場には移住相談ブースも設けられ、市内の子育て環境やハザードマップなどに関する相談が寄せられていました。
総務省のまとめによりますと、ことし4月から半年間の東京都の人口の動きは、転出が転入を5000人余り上回る「転出超過」となっていて、転出先は神奈川県が最も多いおよそ4万4000人となっています。
逗子市でもこの半年間「転入超過」となり、移住への関心も高まっているということで、イベントを主催した団体の代表理事の加藤慶一さんは、「逗子の魅力を知ってもらい、だんだん好きになってもらって移住を検討するタイミングが来たら、はっと逗子を思い出してもらえるような仕掛け作りが大事だと思っています」と話していました。
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November 15, 2020 at 03:12PM
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神奈川 逗子で移住促進イベント コロナきっかけに関心高まる - NHK NEWS WEB
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